私は、個別株デイトレード、個別株短期売買、たまにFX、仮想通貨とやってきました。
主にするのは、デイトレード、短期投資で(インデックス投資に関してはずっと継続中)、兼業トレーダーとしてやっています。
ここでは、個別株投資(デイトレード、中・短・長期投資)に関する始める前・始めた後でも必ず読んでおいてた方が良い書籍をご紹介させていただきます。初心者の方は特にお金を失わずに済むはずです(笑)
本は、自分が実際読んで試して成果が出たから今も実行し続けているor常に意識している、読むか読まないかで大きく違いが出ると感じたものをチョイスしました。
かなりの本を読みましたが、コピペ本の類のものや偏った攻略法的な本、怪しいセールス内容のものは入れてありませんので、ご心配なく。
株をはじめの頃は、無知と経験不足により、大きく負けてしまうこともありましたが、いろんな本を読み漁り、YouTubeの株動画やサイトの「株探」をはじめ多くのサイトを駆使して、大きく負けることが激減し、少しづつ収益を得る頻度が増えてきたように感じています。
その中でも、知識という点に限っては、本による恩恵が一番割合的に高いと実感しました。
私自身、まさに株を購入するためにクリックする寸前、ちょうどトレード前に読んだ本の内容と瓜二つなケースに出くわし、大きな損失を免れたことが何度もあります。
株式投資は、やり方によっては大きく損失を受ける場合もありますし、退場(市場から資金不足のため退場)してしまうリスクもあります。
しかし、他のギャンブルと異なり、株式投資で大きな資産を築いた人や専業トレーダーとして生計をたてている人、サラリーマン兼トレーダーとして同僚やその会社の役員さんより大きな稼ぎを得ている人がいることも事実です。
損失を減らし、収益を安定的に得る近道の書籍とは・・・
「デイトレード」 著者 オリバー・ベレス
私のバイブルの一つで、株式トレードの核心を書かれており、私がトレードを続ける限り、忘れないよう何度でも読み続けるはずです。
「デイトレード」という名ですが、作者のベレスは短期トレード(長くても2週間ほど)を専門にしています。
精神的な面とトレードをする限り必ず守る点を、簡潔に書かれており、この本の内容を着実に実行するだけで、私の大きく負けることが、激減しました。
そして、今この記事を書きながら2周目読んでいます。
私は、絶対にトレードスキルは高めていきたいので、本の内容のことは、毎度必ず実行するようにして、仮に実行できなかったり・怠った時は反省をトレード記録に必ずつけるように自律しています。
この本のある節の文章のニュアンス「パレードの文章」をきちんと認識しわかるようになった時は、株の売買のカラクリについて気づき始めている時だと思います。
それは、負けが多い層から勝つ層への重要な通過ポイントのような気がしてなりません。
中国戦国期の漫画キングダムでいうところの要となる城のようなものかもしれません(戦況を大きく左右するような敵からしたら何としても落としたい要的な城)
私は、負けが多くなってきた後にこの本を読んだのですが、この本の内容を知らず売買していた頃の自分にゾッとしました(汗)
まるで、地図やコンパス・航海に必要な道具無しで航海に出るようなものです。
読まなかったことに後悔!
しかし、トレードに必要な道具無しでトレードに出る人は圧倒的に多いことがわかります。
また、著者のベレス氏は、トレーダー教育と投資情報提供を手がけるプリスティーン・キャピタル・マネジメント社の共同創業者。同社が運営するWebサイト「Pristine.com」(なぜか今はサイトにアクセスできません。)
わかり次第更新します)は、バロンズ社により「オンライン・トレーダーのためのNo.1サイト」に選ばれています。
米国オンライン・トレーディング業界で最も定評のあるスピーカー(講演者)ともいわれています。
海での航海は、方向を常に確認しながら進むがごとく、こちらの書物も私が間違った方向にいくのを常に修正してくれています。
株で損続き・かなりの負けを負っている方は、この書「デイトレード」が大いなる羅針盤として手を差し伸べてくれるはずです。
「バフェットとソロス 勝利の投資学」 著者 マーク・ティアー
総資産10兆円以上(108.4 billion USD)で世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェット氏と6000億円以上の資産を持つ(かつて1兆6,000億円あったが、1兆円は寄付)トレーダーのジョージ・ソロスの共通点について書かれた本です。
著者は、起業家であり投資家マーク・ティアー氏。
バリュー投資家(株価の低い優良株を長期保有する)のバフェットとトレーダー(短期・中期売買)のソロスは、トレードの観点から一見すると対照的に見えるが、実は意外な共通点があったというあらすじです。
大富豪と聞けば、石油王or運の良いor実家が大金持ちorすごい事業を持っている、と想像するかもしれませんが、この二方に関しては一味違うようです。
この二人の共通点に関しては、日本・国外の世界中の大勢の資産家にも当てはまるようで、YouTubeでテスタさんも「唯一この本が自分的に納得できた」と話していました。
多くの資産家がそうであるならば、マネない手はありません。
マネることで、日本の国もここまで発展してこれたし、今現代のメリットはマネることがしやすくなった点かもしれません。
ただ、情報過多や娯楽も進化した分、いいものを探し出してマネる技術も必要になってきた気がします。
自分に必要と感じた部分はマネて、自分に落とし込むことで、いつかこの本を読み返す時、自分も納得できるなら大きな資産を持っている可能性が高いと思います。
「私は株で200万ドル儲けた」 著者 ニコラス・ダーバス
プロのダンサーをする傍らわずかな資金を元手にトレーダーとして出発するが、失敗を繰り返し、ついに「ボックス理論」を自ら編み出し、徹底した自律をし当時の200万ドルというマーケットを動かせるほどの巨額の資産を手に入れた著者の自伝。
現代でも十分に通用する内容だと思います。今から半世紀以上前の書物です
本書が出てから半世紀以上たちますが、文明発展はしてもトレードをするのは人間なのだから、勉強することで十分通用すると思います。
ボックス理論という技術を使った分析は現代でも使われており、またダーバス氏のボックス理論を取り入れて巨額の資産を得たという投資家もいるようです。
手法の詳しい内容に関しては、他の「ボックス理論」の書籍を見た方が良いと思うのですが、この本の見どころは、ダーバス氏の心境や行動、それを取り巻くトレード環境や人をリアルに映し出していて、現代の教訓として大きく活きると感じました。
当時のダーバス氏の実績は、ウォール街の金融界から批難されタブー視されるほどだったようです。
「なぜ買った株は下がり、売った株は上がるのか」
「なぜ証券会社やアナリストの言う通りに買っても勝てないのか・・・」
この答が、私の中で少しづつ見え隠れしはじめたきっかけがこの本です。
ストーリーとして読む分にもワクワクしながら楽しく読めます。(ダーバスの実際の体験を元に書かれています)
新・賢明なる投資家 著者 ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク
バリュー株投資家として有名であり、上で挙げたウォーレン・バフェット氏の一番参考にした投資家が、ベンジャミン・グレアムです。
この著書は、実例にグレアム氏の失敗の体験と成功をともに、どういうふうに株を買えば良いのか、時代を超えて現代にも活きており、実際にバフェット氏もその考え方を取り入れ、巨額の富を得てきました。
私はこの著書を読むのは2回目で、一回目は株を始める前だったと記憶しています。
株トレードで勝ち負けを繰り返すのちに2度目を読み返しましたが、更なる発見と反省につながり、何度読み返しても実りの多い名書だと確信が持てました。
私は、デイトレ、短期が専門で、長期投資に関してはS&P500や金にしか投資していませんが、グレアム氏の教えは常に頭に入れておくよう、この書を繰り返し読んで頭に刷り込んでいます。
この書物は、100年後もおそらく読まれ続け、成功する投資家に実りをもたらし続けるはずです。
オニールの空売り練習帖 著者 ウィリアム・J・オニール&ギル・モラレス
「売る方法を知らずして、買うべからず」というキャッチフレーズのあるように、空売り手法の名書です。
マーケットの魔術師といわっれるオニール氏と、かの有名なメリル・リンチのブローカーでもあったギル・モラレス氏の著書です。
空売りとは、信用取引といい証拠金を担保に(日本国内では最低30万円の証拠金が必要)する売買方法で、借りた株を売り、株価が下がったら買い戻すという、下がったら儲かる仕組みです。
この本からは、多くの人が大きな損失を抱える「高値掴み(買ったら大暴落)」の本質が詳細に書かれており、そこから空売りをどのタイミングでするか、について過去多くの実例を元にわかりやすく書かれています。
今では減りましたが、その銘柄の盛り上がりに乗じて高値掴みをし、大きな損失を何度もしたことがあります。
株は、買うだけでなく売りもできた方が利益は圧倒的に多くなりますが、もちろんうまくやれた時であり、この書は空売りのリスクとその対策もキッチリ書かれています。
ボクサーを例にしても、攻めるだけのボクサーより、守備能力も高くカウンター(相手の攻撃圧力に合わせて攻撃することで凄まじい破壊力を生む強烈な技)もうまいボクサーの方が圧倒的に有利なはずで、生き残る可能性も高くなります。
株に関しても、それと同じようです。
また、売り時を予想できるということは、買い時にも通ずるものがあり、上で述べた高値掴み(高い時に買って大暴落)をしてしまう確率も減ると思います。
カウンターのうまいボクサーは、攻撃タイミングに関しても熟知しているはずで、うまく当たれば一発で決着がつくことが多いです。
オニール氏の著書は、他にも有名なものがあるので、下に紹介しておきます。
オニールの「成長株発掘法」
私は、まだ読んでおりませんが、Amazonで注文中で届き次第読む予定です。
以上、紹介した書物に目を通しておけば、大きく負けることは少なくなるはずですし、相場で生き残ることに強く関係すると思います。
相場では、大多数の人がこれらの本の内容に沿って取引していないということから、1日1つでも実行していけば必ず勝つ側に進んでいくと確信しています。
読まれていない方、または株初心者の方は、ぜひ読んでみてください。
役に立ったという本や動画がありましたら、気軽にコメント頂ければと思います。
コメント