【アフターコロナ】インドの移動手段、列車(寝台含む)バス インド旅

インドの車窓から
インドの車窓から

ナマステ

インドの列車事情ですが、IRCTCというアプリでどこの駅からどこの駅まで、いくらで、空席率などを確認できます。

IRCTCはアプリでダウンロードしてくださいね。こちらからクレジットカードでチケットを購入することもできるみたいなのですが、わたしは、今回は改札から直接購入しかしていません。

今回の旅が10月ということもあり、10月はインド人にとっての休暇期間であり、飛行機・列車・寝台特急ともに満席になってることが多かったので、これからいく方は注意してください。

10月25日はインドの大きな祭典があり、ただでさえ多いインド人が大移動します。

快適に移動したい方は、10月は避けるといいと思います。

バス
インドの一般的なバス
night train
インドの寝台特急

インドの寝台列車は、グレードがAC・AC1(ファーストクラス的なもの。上下2段ベット✖️2の4人部屋に扉があり鍵がついた個室タイプ)、A2(上の写真のタイプ。上下2段ベットで扉がなく開放された部屋)、A3(上中下の3段ベットになっており、少し窮屈な思いをします)、ジャーナル(座り席のみのインド人の一般的なもの。長旅では座ったまま寝ることになるし、席がたくさんならば、座れない可能性もあります。)に分かれています。値段は、AC1は、A2の値段の倍近くし、下のグレードになるにつれ安くなっていきます。

目次

乗客はどんな人?

私のおすすめは、A2タイプです。A3以上のランクの席では、乗客の質も良く、ビジネスマンやお金に余裕のある方が多く、トラブルになることもほぼありませんでした。AC1は、扉があり密室になる分(4人部屋)好みがわかれますし、価格が高いため、私は使いませんでした。4人旅であればプライバシーの点でありかもしれません。それに、コミュニケーションの場や思わぬ情報を得られる為、A2はおすすめです。私は今回インド一周で、この2Aを購入することがほとんどでした。エリートの方や一流大学の学生もいて、旅に必要な情報を得られたり友達になったりしました。A3、A2は、中流以上の方がほとんどだったイメージです。インド人は自己主張をするので、話し始めると自分や環境のことを多く話し始めます。話していくうちに良い人だとわかってきます。国民性として受け入れられればオッケーだと思います。

毛布やシーツはある?

A3以上はエアコンがついており、AC1、A2に関しては枕とシーツ2枚と毛布もついており、女性の方でも過ごしやすいと思います。A3シートでも、頼めば枕とシーツ・毛布をもらえることもありましたが、列車によりけりです。

列車にシャワーはあるの?

AC1は、シャワーがついているようです。それ以下のクラスはシャワーはありません。私は、列車に乗る日の朝に宿でシャワーしてから乗るように工夫していました。

乗車時間は?

チェンナイから南のニューデリーまでは、私たちの乗った列車で一番長く、約34時間ほどでした。それ以外の600kmほどの道のりは、12,3時間ほどでした。速度は、最高速100kmほどで、ダイヤの関係で停止することもあり、IRCTCでの情報の到着時間は参考程度ととらえるほうがいいです。

インドを回ることを考えている方は、圧倒的に列車をおすすめします。寝ることもでき、スマホでnetflixをみたり、飛行機と比べて安価に移動することができるので、おすすめです。

バスの移動

100-200kmほどの距離であれば、混雑期ならバスもありかと思います。列車が満席の時は、バスで移動したりしました。また、バスにも寝台タイプがあり、価格も飛行機や列車と比べて圧倒的な安さです。ただ、トイレや食事などは休憩所までない為、注意が必要です。

写真は、なんとバラナシのガソリンスタンドがバスのチケット購入と出発場所になっていた。これはさすがに地球の歩き方にも乗っていないし、一般の旅人は気付けない(笑)

バスにもランクがあり、グレードの高いバスは、少し清潔で綺麗なサービスエリアでとまってくれる印象でした。

列車やバスでのぼったくりは?

旅行会社を通して列車やバスのチケットを購入する際は、注意が必要です。高額な価格でチケットを買わそうとしてきたり、変なツアーを進めてきたりとする為、基本はバスステーション・駅の改札口で購入するようにしましょう。

私も改札口が長蛇の列で、何度か旅行会社に連れていかれたことがありますが、良いことは一つもありませんでした。

ニューデリーのコノート・プレイス(CONNAUGHT PLACE)などはボッタクリ旅行会社が乱立しており、周辺に客引きの怪しいインド人がたくさんいるので十分注意してください。

特に日本語を話すインド人、旅行会社の話題を振ってくるインド人には絶対に耳をかさないでください。

いろいろな理由をもとに強引に連れていこうとしてきます。

以下のケースは、私のあった詐欺師

(詐欺ケース1)

デリーのコノート・プレイスのカフェに入っていたら、たまたま隣に入ってきたインド人がアルコール消毒をしたがっていたので渡してあげたら、そこからコスタリカでゲストハウスを経営していて、休暇で戻ってきているというのです。日本人の女性宿泊客から日本語を教えてもらって、その後も仲良くしているとのこと・・・わざわざ日本語で書かれたLINEのやり取りまで見せてきて、その後バラナシ出身のインド人の友達と思われる人が入って4人で話すことになりました。その友達は今日が誕生日だと言ってました。近くの寺院がおすすめだから一緒に行こうと誘われリクシャで移動することになりました。寺院見学を一緒にして、シヴァのことも話してくれ、花の首飾りを買ってプレゼントまでしてくれました。移動のリクシャはインド人の奢り。10月は列車が満席に近くなるので、手数料を払えば席を確保してくれる良い旅行会社があると話だし、ついていくことに。そこにいたのは、ヤクザっぽい雰囲気のインド人社員たち・・・奥の部屋に通されると日本語堪能なインド人がいて、その人は京都大学の近くでレストランを営んでいると・・・京都大学(笑)

その旅行会社のおじさんは「日本人はビビりすぎなんだ。心配しなくても良いよ、私にはたくさんの日本人顧客がいて、お土産もたまに持ってきてくれる」と話しながら、またもや日本人ばかりの顧客とのLINEやり取りを見せてきた。ツアーではなく、あくまで列車の空席確保に手数料を少しもらうだけと話すが、後から考えればかなり怪しい。まず、日本人とはインド旅中に2人しか会っていないし、コロナの影響もあり、ほとんど来ていない。

結局旅行会社を出ることになったが、後から客引きの人が追いかけてきて、また事務所に引き戻そうと必死。結局戻らず帰ることにした。

(詐欺ケース2)

仕方なく駅の窓口でチケットを買おうと思って向かっていたら、通りすがりの人が、「あっちにstation informationがある!来て」といい、ついていくとあった。駅のロータリー内だし、さすがにこれは信頼できるんじゃ?と思いついていくと、そこからリクシャで移動してチケットを買えるところがあるという。なぜかリクシャの運転席に男2人で乗って、やたらと日本について聞いて機嫌取りをしてくる。ついた場所は、またも怪しい旅行会社!話を聞いてるとまたまた日本語上手なおっさんが駅ではチケットが買えないから、ここで買った方が良いと購入を進めてくる。結局事務所を出て、違う場所で探すために帰っていたら、またまたその案内係みたいな人がひつこくおいかけてきた!いきなり事務所を飛び出したから少し怒ってた模様・・・そんなの知ったこっちゃない

(詐欺ケース3)

結局コノート・プレイスを出ようと帰路についていたら、キ○ナイ格好のおじいさんが通りかかって、その人は「コノート・プレイスの旅行会社の95%は偽物!フェイクだよ」と言い、自分も旅行会社の営業マンだと語り出す・・・さすがに騙されないと思い、巻いて振り切る。

(詐欺ケース4)

もうこの時クタクタで、ATMによってトイレして帰ろうと思ったら、すごい小さいおじさんが「トイレはあっちだよ!」と追いかけながらやたらトイレを指差して教えようとしてくる。トイレから出ると、「チケットを買える本当の旅行会社はあっちだよ!」と教えてきた(笑)無視して帰路についていると・・・道端の草むらから何やら飛び出してきた・・・・

「そっちじゃない!インド公認旅行会社はあっちだよ!」飛び出てきたのは、さっきの小さなおじさんだった(笑)

ずっとつけてきていたんだ(笑)

なんて街だ、デリーは。

詐欺師との戦いで疲弊しきった1日の話でした。

これは、全て半日にして遭遇した詐欺のケースでした。この他にも誘い込もうとしてくる人は山のようにいました。

【気を付ける点のまとめ】

  • バス、列車も基本はバスステーション・駅の窓口でチケット購入すること
  • 日本語を話すインド人は基本的に信用しない
  • taxi、リクシャの運転手もグルの場合、またはボッタクリ旅行会社の人に抱き込まれていることがある為注意

満席の場合は

列車が満席の場合も、駅のチケット売り場でお金を払えばチケットを売ってくれる場合があります。基本的にwaiting listとなるのですが、私はこれで何度か無事に列車に乗ることができました。

どうしても席がとれない場合は、時間をズラすか、目的地を変えるか、日を変えるといった方法がありますので、焦らず。

また、列車と飛行機が満席でもバスであれば乗れることが多々あったので、バスに切り替えるのも手です。

飛行機は深夜便以外は、基本的に5000ルピー(1万円以上)する印象なので、今回の旅では購入しませんでした。

寝台列車は平均1500ルピー(3000円)ほどです。

移動がうまくいくと、旅は快適になるので、以上の点を参考にして頂ければ幸いです。

good trip!!

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この記事を書いた人

30代フリーランス

サーフィンとヨガと投資をしつつ、楽しく生きています。
ブログで私自身の学んだことやお得なハックを書いていこうと思います。

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